もくじ
はじめに
2019年10月の3連休に本州直撃が予想されている、台風19号、かなりの被害が予想されるとのことで皆さんも不安ではないでしょうか?
今回はそんな台風のニュースで耳にする「最大風速」と「最大瞬間風速」の違い。
風速○メートルって具体的にどのくらい?
猛烈な台風と非常に強い台風の違いは?といった疑問点を調べてみました!
台風情報
気象庁
ウェザーニュース
最大風速と最大瞬間風速の違い
テレビでよく聞く最大風速と瞬間最大風速という言葉皆さんは違いをご存知ですか?
最大風速
10分間の風速の平均をだし、その平均風速の最大値
瞬間風速
風速計の測定値(0.25秒間隔)を3秒間平均した値(測定値12個の平均値)。
最大瞬間風速
瞬間風速の最大値。
最大風速45m/sってどのくらい?
今回の台風19号で予想されてる最大風速は45m/sとのことですが、45m/sが具体的にどのくらいの風かというと
だいたい40m/sで「体を45度に傾けないと倒れる、小石が飛ぶ」と言われています。よく台風の時にテレビでみる傘をさしながら前かがみになって進んでいる人をみますが、あんな感じですね。
台風の強さの度合い
テレビの台風解説で「非常に強い〜」などの説明がありますが、あの強さもきちんと風速などで決まっています。
階級 | 最大風速 |
---|---|
強い | 33m/s(64ノット)以上~44m/s(85ノット)未満 |
非常に強い | 44m/s(85ノット)以上~54m/s(105ノット)未満 |
猛烈な | 54m/s(105ノット)以上 |
階級 | 風速15m/s以上の半径 |
---|---|
大型(大きい) | 500km以上~800km未満 |
超大型(非常に大きい) | 800km以上 |
気象庁HPより
台風は右側が被害が大きいって本当?
台風の右側は湿った空気が入りやすく、風が強く被害が大きくなりやすいそうです。過去の台風でも通過した右側の方が被害が大きかったとの報告もあります。
過去の台風被害
2017年 台風21号
2017年10月23日に「超大型」で強い勢力の台風21号が静岡県に上陸しました、「超大型」の勢力を保っての上陸は記録上初めてだったとのことです。
近畿地方から関東地方の太平洋側を中心に大雨となり川の氾濫や土砂崩れが発生し、暴風の影響で電柱が倒れ鉄道が連日運休んなるなど日常生活にも影響を及ぼすほどの被害となりました。
2018年 台風21号
約1年後の9月4日に台風21号は「非常につよい勢力」で徳島県に上陸し近畿地方を通過、日本海へ抜けました。
この「非常に強い勢力」での上陸は1993年以来とのことで記録的な暴風で大規模な高潮をもたらしました、特に近畿地方では最大瞬間風速50m/sを超える猛烈な風が観測され、各地で屋根が飛ぶなどの被害がありました。
【各地で深刻な台風被害】
台風21号による暴風が吹き荒れ、車や屋根が風で飛ぶなど大阪被害や関西空港の関空連絡橋の被害、関電の大規模な停電など、各地で深刻な被害が出ています #台風21号 pic.twitter.com/HaL0ktINUg— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) September 4, 2018
この時の映像はかなり衝撃的ですよね。。
被害はないに越したことはないですが、もしものことを考えて慎重に行動してくださいね!
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